歯周病の進行の仕方イメージ歯周病の進行は、4段階に大別されます。

症状が軽い順番から言うと、歯肉炎、軽度歯周炎、中等度歯周炎、重度歯周炎で、歯肉炎程度では、はっきりとした自覚症状がない場合が多く早期治療の妨げになっています。

4段階の症状の中で歯肉炎と歯周炎という言葉が使われていますが、その違いは、歯肉炎が歯肉のみに限定した炎症なのに対して、歯周炎は、歯肉だけではなく歯槽骨など他の歯をささえる組織にまで炎症が進んだものを言います。

●歯肉炎
歯肉炎は、プラークが増える事によって、プラーク中の細菌が発する酵素や毒素が原因で歯肉に炎症が起きたり腫れたりします。歯肉炎では、歯周ポケットと呼ばれる歯と歯肉の溝がまだ1~3mm以内で骨の溶け出しはありません。この段階ではブラッシングで十分に治ります。
●軽度歯周炎
歯周ポケットが4~5mm程度になり、プラークや歯石がたまりやすくなってきます。歯肉炎よりも歯肉が剥がれる為、膿や血が出る事もあります。歯槽骨が溶け始め歯がぐらつく事もありますが、まだ、ブラッシングと歯石除去で改善する事が可能です。
●中等度歯周炎
歯周ポケットが6~9mm程度になり、炎症が歯肉の奥にまで達します。この段階になると歯槽骨がかなり溶け出し、歯根の長さが元の三分の二から三分の一程度になってしまうので、歯が前後左右に大きくぐらつきます。この段階でも、ブラッシングと歯石除去で何とかなりますが、場合によっては、外科手術が必要になります。
●重度歯周炎
歯周ポケットが10mm程度になり、歯根の三分の二以上が溶け出してしまいます。歯のぐらつきも前後左右、さらには上下にも動くようになるので簡単に歯が抜けてしまう事もあります。この状態になると、歯を残すことが出来なくなるので、抜歯して義歯という形になります。



このように、歯周病は手遅れになると、自分の歯を失ってしまいます。

また、以前にも述べましたが、永久歯は二度と生えてきません気づいた時点ですぐに治療をするようにして下さい。

Category: 歯周病予防
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