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インプラントの治療方法
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●インプラントの構造
インプラント治療と言っても世界中で数百種類以上あり、細かく説明をすればキリがないのだがここでは比較的メジャーで日本でも取り入れられているインプラント治療方法を説明します。
インプラントの構造を一言で言えば、「あごの骨に歯の根に代わる金属(チタン)を埋め込み、その土台の上に人工歯が取り付けられている」といったことである。図で見ると分かりやすいが、インプラント体と呼ばれる土台のチタンを歯茎に埋め込み骨と結合させる。そこに、アパットメント体と呼ばれる金属をそのインプラント体にはめ込む。そして、そのアパットメントに人工の歯を取り付ける。分かりやすく説明するとすれば、歯茎に埋め込まれるインプラント体がネジ穴の付いたメネジでアパットメントと呼ばれるオネジをそこにはめ込むと言えば分かりやすいだろう。こうする事により、入れ歯などよりも強固な土台を持つ歯が誕生する。

中には、インプラント体とアパットメントが1つになっているタイプのインプラントもある。この場合、上記のようなネジ式のような連結作業は全く必要がない。この一体式インプラントは、ワンピースインプラントと呼ばれている。それに対して、インプラント体とアパットメントが別の連結形式になっているインプラントはツーピースインプラントと呼ばれている。(スクリュータイプはこのツーピースインプラント)
さらに、インプラント体を固定する為に行われる埋め込みの方法は1回でやる方法と、2回に分けて埋め込む方法の2種類ある。1回で埋め込む方法の場合は、 埋め込む際に歯肉を貫通させてから頭の部分を出して歯肉が治まってから人工歯を取り付ける。2回に分けて埋め込む場合には、インプラント体を先に埋め込んだ後に歯肉でその部分を封鎖して、インプラント体が骨にしっかりと固定された後に人工歯を取り付ける。勿論、2回に分けてインプラント体を埋め込む方法の方が遥かに時間を費やすが、現在では骨の再生技術が発達しているので骨量が少ない場合であっても以前に比べて短期間でインプラントをすることが可能になっている。
次にアパットメントをインプラント体に取り付ける方法なのだがこれにもいくつか種類がある。ここでは、セメント式とネジ式の2種類を紹介する。ネジ式は前に少し説明したが、埋め込んだメネジのインプラント体にオネジのアパットメントをスクリューすると言う方法で、その上の人口歯もネジでアパットメントに固定する。それに対して、セメント式も埋め込んだメネジのインプラント体にオネジのアパットメントをスクリューするのは同じだが、その上の人口歯はセメントでアパットメントに固定する。要は、人工歯をアパットメントにネジで固定するか、セメントで固定するかの違いである。当然、それそれにメリットデメリットがあるので少し紹介する。
■インプラント・ネジ止め式のメリット
定期検査などで取り外しが出来る為、インプラントを清潔に保つことができる
何か異常があった場合などのトラブルに、すぐに対応できる
■インプラント・ネジ止め式のデメリット
歯にネジの穴ができてしまう
■インプラント・セメント合着式のメリット
人工歯にネジ穴が出来ないため、美しい仕上がりとなる
■インプラント・セメント合着式のデメリット
何かトラブルが発生した際にも、はずすことが困難である
次になぜ、インプラント体やアパットメントにチタンが使用されるのか?チタンという金属は人体に入れて安全なのか?ということなのだが、チタンという金属は歯科業界だけではなく医療業界全体で幅広く使用されている金属だという事でその利便性や安全性は証明される。例えば、整形外科の分野では、チタンを人工関節や骨折時の固定ネジ、プレートなどに活用している。チタンは他の金属に比べて非常に強く人間の骨と結合し、ある一定の条件で骨に埋められた場合、アレルギーなどの拒否反応を出す事は全くない。結果としてチタンは、人骨との強い結合力と安全性からインプラント治療に使用される最適な金属であるといえる。
インプラントをする際には、各方法でメリット・デメリットがあるので施術をする歯科医と十分なコミュニケーションを取り、自分にあった方法でインプラントをする事をお勧めする。



